皆さま、こんにちは。
出水市のきずな歯科院長の碓井智也です。
朝晩はめっきり寒くなり冬の訪れを感じますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナウイルスに始まり、コロナウイルスで終わりそうな1年でありますが、新しい生活様式の中でどのように安全・安心な診療を提供できるか、その事を最優先に考えていきたいと思っています。
当院ではお手数ではありますが、受付時の手指消毒ならびに検温を行い、院内の24時間換気、診療の度に次亜塩素酸水によるチェアーの清拭、器具滅菌の徹底、アクリルボード・空気清浄機の設置、勤務スタッフの体調管理を行っています。
今後は空気乾燥に対して加湿器の使用や、可能な限り窓をあけて換気を行いたいので、ハロゲンヒーターなどのスポット暖房器具の購入など検討しており、安全と快適さの両立を図っていこうと考えています。
口腔ケアが全身の健康に寄与する面は大きく、定期検診の方をお断りする場合に糖尿病増悪や妊娠中の低体重児増加、口腔内細菌の増加により生じる肺炎リスク上昇などを考えると、可能な限り現在の診療体制を維持していきたいと考えております。なお待合での密集を避けるため、予約時間を調整しておりますが、お車でお待ち頂くことも可能ですので、受付にてお声がけ頂ければと思います。
コロナ禍での影響といえば、歯科関係の学会は現在9割以上がオンラインで行われており、本日は日本歯科麻酔科学会の総会に参加しております。
私が入会している歯科麻酔科学会ですが、簡単に言えば歯に関わる全身麻酔や薬を使った鎮静法に関わる歯科医が入ることが多い学会で、全身管理について研究や勉強を重ねている学会です。
今視聴している発表は、”心肺蘇生法―2020 ガイドラインの展望―”というもので、AHA{(アメリカ心臓協会)と呼ばれる組織が推奨している心肺蘇生に関わるガイドラインについて勉強しています。
歯科治療には直接関わることではないかもしれませんが、意識を失った患者さんに対して、意識確認→応援要請→呼吸・脈の確認→胸骨圧迫という一連の流れを理解し、圧迫の速さや深さ、人工呼吸の必要性などが改正されており、情報収集しておくことがより安全な歯科治療につながると考えています。
日々、安全に関する知識を学び続けるとともに、十分な予防と対策を行いながら、必要な診療は継続していき、万一の時には迅速に対応する覚悟で、取り組んでいきたいと思います。
皆様、今後ともきずな歯科を宜しくお願い申し上げます。
※現在、きずな歯科では①看護師・准看護師、②歯科医師の方を募集しております。特に当院のホームページをみて頂いている方で、診療内容に興味がある方はぜひご連絡をお待ちしております。