出水の小児歯科・障害者歯科・訪問歯科・一般歯科|きずな歯科

きずな歯科

きずな歯科 出水市黄金町417

障害者歯科・訪問歯科への思い

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こんにちは、出水市のきずな歯科 碓井智也です。

 

冬の寒波到来ということで、風も冷たく凍える寒さとなりました。

皆さま、風邪などひかれてはいらっしゃいませんか。

 

本日は、私の障害者歯科と訪問歯科に対する考え方をお伝えできればと考えております。

今年の夏以降に話題となり、ご存知の方も多いと思いますが、各省庁で障害者枠による雇用の水増し問題がありました。様々な考え方があると思いますが、やはり一般の方々と障害のある人との間に障壁(バリア)がいまだに存在していることを浮き彫りにした事例だと思います。

 

以前にも少し触れさせて頂きましたが、バリアには、①物理的バリア、②社会的バリア、③文化・情報のバリア、④心理的バリアなど様々な種類が存在します。 

簡単にいえば、階段や段差・高い位置のスイッチなどが①、資格取得や就職に関する制限などが②、視覚障害や知的障害で情報を見聞きできないことが③、誤解や偏見、差別などが④になります。

 

私は、患者さんの尊厳を守るような接し方を心掛け、気持ちに共感していくことがとても重要と考えています。

同時に、医療的な知識や技術を研鑽し、障害や疾患に伴う特有の問題についても理解することで、安全な歯科治療を提供できると考えています。

 

そして常に心掛けているのは、もし私が脳出血や脳梗塞などになれば、四肢に麻痺が残る可能性もあり、交通事故にあえば頸椎損傷などで寝たきりになる場合もある・・・つまり、自分が今後の人生で障害をもつ可能性は十分にあり、その時にどのような対応をしてもらいたいかを考えながら、治療にあたるようにしています。

 

訪問歯科でも同じことで、患者さんの苦労を肌身で感じ、介護者の方の悩みに思いをめぐらせ、身体的にも、精神的にも、もちろん金銭的にもなるべく負担にならない治療を納得の上で提供していくことが大切と考えています。

 

「訪問歯科が来てくれて良かったです。」のお声を聞けるように頑張ります。

開業の際には、皆さま宜しくお願い致します。

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