こんばんは、出水市のきずな歯科 碓井智也です。
今日は天気もよく、絶好の洗濯日和でしたね。
我が家の物干し場には、子どもの下着やお昼寝布団などが大量にならび、干すのだけでも一苦労の様でした。奥さんにはいつも感謝しています。
先日、神戸に帰省した際に、私は82歳の父に会って食事を共にしたのですが、その時に歯医者の視点で父をみていたのが、自分の職業病かなとも思いながら、我ながら興味深かったので、少し記事にさせて頂こうと思います。
帰省して父の顔をみると、以前より血色がよくなっており、「ああ、食事がとれているのだな。」と一安心しました。また頬のふくらみは左右差がなく、両側で食事がとれているのもその理由なのかなと思いました。
ただし、繊維質の多い野菜や、硬い肉類など明らかに避けていることから、食事で噛むことはできても、大きな食片を喉のほうに送り込んで飲み込むのが、やや苦手になってきたのかなと感じました。
飲み物などでムセはなく、十分に水分も摂っていることから、水分の飲み込みは問題がないことがわかり、ただ水分を多くとるのは、以前より口が乾きやすくなったためかなと思いました。
血圧や脈拍、呼吸数など異常はなく、父は自分でも「今は調子がいい。」と言っていました。ただし、80歳を過ぎると誤嚥性肺炎による死亡率が特に上昇することから、積極的に口腔ケア(定期健診)に通い、肺炎リスクを減らして貰えればと願っています。
私は、北薩地域で積極的に口腔ケア・訪問診療に関わっていきたいと思います。特に、ご高齢の方々には、口腔ケアで肺炎リスクを抑え、口腔機能低下を緩やかにすることで、できる限り健康寿命を全うして頂くことが重要と考えています。
「好きなものを、できるだけ長く、お口から食べることをお手伝いする。」そんな歯科医を目指していきたいです。
皆さま、きずな歯科開業の際には、ぜひ宜しくお願い申し上げます。