こんにちは、出水市のきずな歯科 碓井智也です。
ここ数日、昼間は少し寒さも和らぎましたが、朝晩の冷え込みは厳しいですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、私が今まで歯科医院とどれだけ縁があったかを、皆さんにお伝えできればと思っています。
私が歯医者に初めて通ったのは、6歳の頃でした。
近所の駄菓子屋で売っている、4個で10円の丸いフーセンガムが大好きで、1日3箱くらい毎日毎日食べていました。
その結果は・・・子どもの歯はほぼ虫歯になり、先生に進行止めを塗ってもらい、ボロボロの虫歯は麻酔して全部抜いてもらったのを覚えています。
その後も甘いもの好きは治らず、中学生になるまでには大人の歯28本のうち10本は無残にもボロボロになっていました。
歯が痛くなっても、6歳の頃に経験した麻酔の痛みに耐えられず、歯の神経が死ぬと痛みが落ち着くことを経験で知っていたので、本当にひたすら我慢していました。
夜中の痛みに耐えかねて、近所の歯科医院に行くと、「これはほとんどが抜歯だね・・・」と説明をうけ、中学生にして6本抜歯・3か所ブリッジ(かけ歯)となってしまいました。
この時の苦い経験から、子どもには歯医者の治療で嫌な経験を残さないことが本当に大切と思っています。
また、局所麻酔の痛みは、例えば塗り麻酔を十分に効かせ、できるだけ細い針を使い、優しくゆっくり行うことで、少しでも軽減していきたいと思います。
私は治療の際に、「痛くはないですか?」や「どうかあればすぐに手をお上げくださいね?」と繰り返しお聞きすると思います。
これは、技術的な問題ではなく、痛みを我慢して治療に耐えることの大変さについて身をもって知っているからとお考え頂ければ幸いです。
私はできるだけ痛みと怖さのない治療を目指します。
きずな歯科を開業の際には、皆さまぜひ宜しくお願い申し上げます。